2008年12月12日
欧州委員会がロシュのPegasysに新たな適応を承認、C型肝炎患者に治癒の機会
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:中外製薬、ロシュ

 ロシュは12月4日、同社の遺伝子組み換えペグ化インターフェロンα2a製剤 Pegasysと 同社の抗ウイルス剤 Copegus(ribavirin)の併用を、インターフェロンαの単独あるいはribavirin 併用による初回治療が成功しなかったC 型肝炎患者の再治療として、欧州委員会が承認したことを発表した。

近年、C 型肝炎治療は著しい進歩を遂げてきたが、多くの患者が初回治療では治療成功に至っていない。

 ロシュ主導による大規模試験で、過去にペグ化インターフェロンとribavirin に対して反応を示さなかった患者で、Pegasys とCopegus の併用による72 週間の治療が、48 週間の治療に比較して治癒に達する可能性を倍増させることが立証された。さらに、本試験では12 週目までに反応した患者のうち57%が合計72 週間の再治療で治癒したことが示された。

 同社では、今回の承認により、Pegasys の適応がさらに広範になり、最も治療が困難なウイルスに感染した治療経験患者に対する新たな標準治療が確立されたとしている。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1229046763.pdf