2009年01月21日
SABIC、第4四半期の損益激減
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:SABIC

 SABICは20日、第4四半期の業績を発表した。

 それによると営業損益は16.1億SARで、前年同期(111.1億SAR)の86%減となった。当期損益は3.11億SARで、前年同期(68.7億SAR)の95%減、本年第3四半期(72.4億SAR)に比べて96%減となっている。

 同社は、第4四半期の業績悪化の原因は、金融危機、経済危機による需要減少と、それに伴う石油化学製品の価格下落で、特に自動車や建築分野での石化製品の需要減がサウジ国外のSABIC関連会社の業績に強い影響を与えたとしている。

 年間損益は営業利益が372.7億SARで前年比 9%減、当期損益は220億SARで前年比19%減となっている。

(1SAR は約24円)