| 2009年01月29日 |
| 欧州委員会、マリンホースカルテルで制裁金 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
ブリヂストンは28日、欧州委員会より、マリンホースの国際カルテルに関し、58.5百万ユーロの制裁金支払いを命ずる決定の通知を受領したと発表した。同社では追って送られてくる詳細な決定書を受領後、内容を検討の上、適切な対応をとりたいとしている。 欧州委員会は1月28日、下記各社に制裁金を科した。 ブリヂストン:58.50百万ユーロ(首謀者として30%増) Parker ITR S.r.l.(伊/米):25.61百万ユーロ (同上) Trelleborg Industrie S.A.S(仏・スウェーデン):24.50百万ユーロ Dunlop Oil & Marine(英/独):18.00百万ユーロ Manuli Rubber Industries SpA(伊):4.90百万ユーロ (捜査協力で30%減) 横浜ゴム: 0 (Leniency制度により罰金14.4百万ユーロを免除) 合計 131.51百万ユーロ 各社は米国でも企業、個人が訴えられており、昨年12月現在で2社に罰金、横浜ゴムを除く各社社員とコンサルタントの9人に禁固刑と罰金を科している。 米国で禁固刑を受けた Dunlop の2人とコンサルタントは、英国でも同じ刑期の禁固刑の判決を受けており、米国では免除される。 なお、公正取引委員会は昨年2月、横浜ゴムを除く 5社に排除命令を出し、ブリヂストンに238万円の課徴金を科している。 |