2009年02月02日

その他プラ容器包装の回収、12月は再び前年超え

容リ協の引き取りが前年比7.9%増、累計は4.8%増どまり

【カテゴリー】：環境/安全（行政/団体、原料/樹脂/化成品、実績/統計） 【関連企業・団体】：なし

国の指定法人である日本容器包装リサイクル協会が12月中に全国の市町村から引き取った使用済みプラスチック製容器包装の総数量は51,371トンで、前年同期の実績を7.8%上回った。そのうちのPSPトレーを除いた「その他プラスチック製容器包装」は51,303トンで、同7.9%増となっている。 　 　全体のうちのほとんどを占める「その他プラ容器包装」の11月の引き取り数量は前年同月比4.0%減の45,613トンにとどまり、12月がどういったかたちとなるかが心配されていたが大幅増に転じた。 　この結果、昨年4月から12月までの累計は452,593トンとなった。前年同期の実績を4.8%上回っている。しかし同協会の今年度の総引き取り目標量は668,086トンで、前年度の実績に対する伸び率は15.1%となっている。したがって、残る3ヶ月でよほど大幅な伸びを遂げないと、今年度も当初の目標を下回ることになる。