2009年02月10日
芳香族製品の需要も引き続き前年割れに
「石化製品需要動向研」が09年の見通しまとむ
【カテゴリー】:行政/団体(原料/樹脂/化成品、経済産業省)
【関連企業・団体】:なし

 経済産業省製造産業局化学課は10日、同課を事務局とする「石油化学製品の今後の需要動向に関する研究会」がまとめた芳香族製品の09年の需要見通しの内容を発表した。

 それによると、国産の芳香族3製品のうちキシレンに対する需要は0.3%増と小幅ながらプラス成長に転じるものの、ベンゼン(BZ)とトルエンの需要は09年も引き続き前年を大きく下回ると予想されている。

 トルエンの08年の需要は内需と輸出入のトータルが前年を6.3%下回った。しかし09年は0.3%増えて571,000トンになるとの予想になっている。PTAならびにその原料のパラキシレンの増設プラントが稼動入りする見通しにある点を考慮してのもの。

 一方、BZについては前年比12.2%減となった08年に続いて7.0%のマイナス成長になると予想している。SM(スチレンモノマー)ならびにPH(フェノール)の内外の需要の回復が遅れるとの判断による。
 またトルエンについては、同12.5%減となった08年ほどではないものの、引き続き7.3%の縮小になるとの予想になっている。パラキシレンの需要不振が続くと判断してのもの。