| 2009年02月20日 |
| 中国 08年の入国旅行者1.4%減、1億3,003万人 |
| 海外旅行者は前年比11.9%増の4,584万人 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
中国の国家観光局によると昨年、中国を訪れた入国旅行者は1億3,003万人で前年に比べ1.4%減少した。北京五輪が開催されたが、四川省の地震や世界的な金融危機の影響を受けたものとみられている。 入国旅行者のうち外国人は6.8%減の2,433万人。国際観光外貨収入は2.6%減の408億ドルだった。一方、国内旅行者は前年比6・3%増の17億1,200万人、国内観光収入は12.6%増の8,749億元となった。 国内からの海外旅行者は11.9%増の4,584万人と高い伸びを示した。国際・国内観光の総収入では5.8%増の1兆1,600億元、内訳は国内が8,749億元、入国が2,839億元。今年の日本向け観光旅行者は従来の団体客に限定した受け入れから、個人客の旅行を認めることになったため、北海道を中心に100万人を超えるとの見方も出ている。 中国人の北海道人気が高まったのは釧路湿原、摩周湖、知床、網走などの現地撮影が3分の1を占めた馮(ニスイに馬)小剛監督の恋愛映画「非誠勿擾(テヘンに憂)」(ウェイサンウーユー/本気でない方はお断り)がもとになっているといわれる。中国では昨年12月18日の上映以来、わずか1か月で3億4,000万元(約50億元)の興行収入を記録した。現在、北海道観光のPRが北京で行われている。 |