2009年02月23日
珠江デルタの経済規模が急速に発展、世界3位に
深せん、珠海など9都市と香港、マカオ経済圏
【カテゴリー】:海外
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 広東省の珠江デルタ経済圏は広州、深せん、仏山、珠海、東莞などの9都市に香港、マカオを含め急速に発展、ニューヨーク、東京に次ぐ世界第3位の大都市圏に浮上した。中国国家改革発展委員会が指摘したもので、昨年、ロンドンを抜いたという。

 同デルタは「珠江デルタ地区改革発展計画要綱」に基づき香港、マカオを含めた大都市圏の形成を目指しているもので、域内総生産(GDP)で明らかになった。重要インフラでも代表的なプロジェクトとして香港—珠海—マカオ大橋、横琴島開発、マカオ大学移転などの共同プロジェクトが進行している。

 また、金融、技術革新、コンベンションなどの面でそれぞれの優位性を生かし、産業協力の成果をあげている。対外開放のモデルも模索、国際港、国際空港、交通網の整備に力を入れている。