2001年05月07日
ナフサの4月のスポット相場、C&F/ジャパンの平均は前月
250ドル割れから270ドル台までの振幅、中値は262ドル
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 ナフサの国際スポット相場は4月中旬以降各地で強含み含みに転じているが、同相場のうちのC&F/ジャパンの4月の月間平均はトン当たり262ドル強となった模様。
 C&F/ジャパンの3月の平均はおよそ同263ドルであったので、おおむね横並びと言える。ただし、月初と月末とでは大きな開きがある。月始めの時点では同250ドル割れもあったが、その後幾度か細かい上下動を繰り返しながら上昇傾向をたどり、月末には同270ドル超えのところまで到達した。その結果の平均は前月並みとなったわけだが、前年4月に比べると、10%近いアップ率となる。
 5月に入ってもなお緩やかな上昇が続いており、先週末には同272ドルまで上がった模様。西欧でも同じ傾向にある。
 この背景は、米国における自動車用ガソリンの在庫の積み増しの活発化にあるようだ。このため原油のスポット相場が全体に強含み含みとなっており、それに引きずられるかたちでナフサの先物も上昇が続く事態となっていると見られる。
 日本の石油化学企業の多くは、今後もこの傾向がなおしばらく続くと判断している。