2009年03月05日
「次世代照明」技術展 4月15日から3日間、東京ビッグサイトで LED、有機ELの登場
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全)
【関連企業・団体】:なし

 多くの照明関連企業が2010年中をメドに、一般白熱電球の製造中止を決定した。LED、有機EL照明に切り替え、年間50万トンものCO2の削減を行おうとするものだが、その最新技術を集めた第1回「次世代照明」技術展が4月15日から3日間、東京ビッグサイトで開かれる。

 次世代照明のトップを走るLEDは薄幕デスプレイなどに広く使われるようになった。光線の見やすさ、軽量、経済性、コンパクトなどのメリットを生かし、街路灯や海上標識にも採用され始めている。従来の水銀灯の耐用年数は3、4年だが、LEDは約10年と2倍以上、さらに消費電力が半減しCO2排出量を約70%カットできるという。低消費電力、長寿命、低環境負荷が特徴である。

 LED照明の寿命は白熱電球の約40倍、蛍光灯の約3倍、有機ELは白熱電球100W、蛍光灯20Wに対し消費電力が15Wと少ない。政府が温暖化対策のために白熱電球全廃の方針を出していることもあり、パナソニック、東芝の白熱電球2大メーカーもこれに対応する計画。

 97年に制定された京都議定書では温室効果ガス排出量を90年度マイナス6%と決めているが、このうち照明部門は約20%。白熱電球の製造を中止すれば、2010年には年50万トンのCO2削減が実現する計算だ。
 世界的にみると照明用白色LEDの市場は08年の408億円に対し5年後の13年は4,130億円に拡大するとの見方がある。同展はライテングジャパン(TEL03-3349-8568)の主催。LED、有機EL、製造装置、部品材料、解析・試験・検査などが展示される。