| 2009年03月09日 |
| PSジャパンの四日市のPS設備が定修入り |
| 全体では引き続き5割の減産率を維持 |
| 【カテゴリー】:経営(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
ポリスチレン(PS)最大手のPSジャパンは、このほど同社四日市工場内でPS設備の定期修理に入った。2系列合計年産85,000トン設備を運休して定修に着手したもので、同社では2系列とも3月末まで運休する考え。 同社の現在の保有設備は、千葉工場の3系列、水島工場の4系列、市原工場の1系列こ今回定修入りした四日市の2系列を合わせた計10系列。トータルの年間生産能力は445,000トンとなっている。PS業界の総設備能力は101万6,000トンなので同社の設備面のシェアは43.8%ということになる。 今回の四日市の定修入りによる同社の当面の設備能力の縮小率は19%にすぎない。しかしかねてから同社では、内需の大幅な減少に対処して定修とは切り離して系列単位で各工場の設備を一定期間交互に運休することで需給バランスの適正化と在庫の縮小を図ってきている。これによる今年1月以降現在にいたるまでの減産率は50%に達しているとのこと。同社はもとよりPS業界全体でも2ヵ月以上にわたって操業率を5割まで引き下げてきた例はない。 その結果、現在の同社の在庫率は適正規模に近い規模まで縮小してきているという。しかし内需が引き続き不振から脱却しておらず、しかも今後の急回復を期待できる状況にもないので同社では当分の間、5割り減産を維持していく考え。したがって、四日市以外の地域でもその時々の当該地域の市場のニーズを勘案しながら系列単位の運休を実施していくことになりそう。 |