2009年03月13日
サンアロマー、大分工場のポリプロ設備6万トン増強、高付加価値化技術も導入
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:サンアロマー
大分工場

 サンアロマー(本社:東京都品川区、ゴダード・フォン・イルゼマン社長)は13日、大分工場の競争力を強化するため、高付加価値ポリプロピレンの導入、既存プラントの能力増強、および省エネ実現の工事起工式を12日に行ったと発表した。4月1日に着工し2010年4月竣工の予定。総投資額は40〜50億円の見込み。

 大分工場のポリプロピレン第3系列を、ゴム含有量の高い高付加価値ポリプロが製造できるよう改造しする。また既存設備の能力不足を補うため、第1系列の設備能力を約6万トン増強する。

 大分工場には現在、第1系列と第3系列合わせて年産22トンのポリプロ生産設備があり、増強後は28万トンとなる。川崎工場の現有12万7,000トンと合わせると、同社のポリプロピレン生産能力は年産34万7,000トンから40万7,000トンに増大する。

 大分工場ではさらに第1系列のプロセスに第3系列で採用しているライオンデルバセル社のスフェリポール技術を取り入れ省エネと設備管理の効率化によるコストダウンを実現する。第1系列の改造後のCO2排出量は、2007年対比12%削減する見込み。

 今回導入する高付加価値ポリプロピレンは、ゴム含有量が高く、高剛性・高衝撃性能により成型品での軽量化・低コスト化が図れるなどの特徴をもつ。
 
 これにより特に食品包装分野・自動車分野向けで、多様化する顧客ニーズに応え、生産開始数年後をめどに年間4〜5万トンの販売を目指す。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1236929729.doc