2009年03月17日
PS、SMとも内需の低迷が続く
2月の出荷はPSが35%減、SMが24%減
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:発泡スチレン工業会

 日本スチレン工業会が17日に集計したところによると、PS(ポリスチレン)もSM(スチレンモノマー)もともに2月の出荷量が前年同月を大幅に下回った。PSは前年同月を35%下回って7ヵ月連続の、またSMは24%減となって14ヵ月連続のそれぞれ前年同月割れとなった。
 
 PSの出荷のうち国内向けは34%減で、7ヵ月連続の前年同月割れとなっている。全ての需要分野がマイナス成長で、電機・工業用の49減と包装用の35%減が特に目立つ。電機・工業用の落ち込みはデジタル家電や生活家電、さらには事務機器など全分野にまたがっている。包装用の縮小は、HIシートとOPSの不振が続いていることによる。
 輸出はさらに縮小幅が大きく62%減となっている。7ヵ月連続の前年同月割れである。
 
 一方の生産は各社の減産強化で前年同月を49%下回っている。これで11ヵ月連続の前年同月割れとなった。もっともこれが効いて月末在庫は前月を7%、前年同月を16%それぞれ下回っている。
 
 SMの出荷の内の国内向けは56%減で、12ヵ月連続の前年同月割れとなった。この場合も全ての需要分野が前年割れとなっている。なかでもABS向けの64%減、ASの79減、PS向けの59%減といったところが目立つ。
 その反面、輸出は32%もの伸びを遂げた。14ヵ月振りの前年同月超えである。中国からの引き合いの活発化によるもの。
 生産は定修と減産効果で23%減となった。しかし総s出荷量が生産量を下回ったため月末在庫は前月を2%、前年同月を3%それぞれ上回っている。