| 2009年03月19日 | |
| PetroChina とベネズエラ国営石油公社、広東省で製油所建設へ | |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
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(上海発=特約) PetroChina とベネズエラの国営石油公社PDVSA は3月12日、広東省掲陽市惠来(Huilai)で大規模製油所を建設する戦略的協力契約を締結した。 投資額81億ドル、能力は年20百万トンで、原油はPDVSAがベネズエラから供給する。 両社のJVで、PetroChina が少なくとも51%を出資する。 現在FSを実施中で、2010年前半にNDRCの認可を受け、2013年に完成させる予定。 業界筋によると、PetroChina は製油所能力を将来20百万トンから50百万トンに増強するとともに、年産100万トンのエチレンを建設し、惠来をPetroChina の重要な石油化学基地にする計画を持っている。 惠来は恵州市大亜湾の東にある。(添付地図参照) 大亜湾にはシェルと中国海洋石油(CNOOC)のJVの中海シェル石油化学があり、CNOOCの12百万トンの製油所がまもなくスタートする。 ベネズエラは石油市場としての米国依存からの脱却を目指し、中国やロシアとの関係を強化している。 チャベス大統領は2月17日、同国を訪問した中国の習近平国家副主席や企業家らとの会合で、今後200年にわたって中国が必要とするすべての石油を供給すると確約したと伝えられている。 |