2009年04月09日
日本ポリケムのタイ資本、PPコンパウンドの出荷を開始
日系自動車部メーカーへの納入をスタート
【カテゴリー】:経営(海外、原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:日本ポリケム

 日本ポリケムはこのほど、タイ・チョンブリ県の工業団地内で全額出資会社の「マイテックスポリマーズ・タイランド」によるポリプロピレン(PP)コンパウンドの製造販売活動をスタートさせた。

 今年1月に完成した2系列合計年産10,000トン設備を使って、自動車のバンパーや内装材、さらにはエンジンルーム周り部品等に必要なPPコンパンウドを量産し、同国内の日系自動車メーカー各社に納入を開始したもの。

 これで同社グループの自動車向けPPコンパウンドの製造拠点は、日本、米国、中国の3カ国となった。総設備能力は年約300,000トンとなった。また、欧州には直接の生産拠点こそ持たないものの、ベルギーとオーストリアにPP工場を持つボリアレスに同コンパウンドの生産を委託して現地の自動車メーカーのニーズに対応している。

 このタイに続いてはインドに進出する。同社99.99%、三菱化学0.01%の出資による新会社「マイテックスポリマーズ・インディア」を昨年3月に設立し、現在はラジャンスタン州で同じく2系列トータル10,000トン能力の工場を建設中。今年末に完成して来年春から現地の日系自動車各社に納入を開始する予定。アジア地域における自動車の増産・普及にテンポを合わせて同コンパウンド事業の拡充を積極的に進めていく考えで、このため中国での増設も検討している。