2009年04月13日
凸版印刷、国内最大級の次世代太陽電池バックシート新工場竣工
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:凸版印刷
太陽電池バックシート生産拠点の深谷工場

 凸版印刷(本社:東京都千代田区、足立直樹社長)は13日、次世代の機能性フィルムの製造拠点である深谷工場(埼玉県深谷市)を竣工したと発表した。

 新工場では、太陽電池バックシートの多様な製品ラインナップに対応した生産ラインを構築する。国内最大級で、生産技術の向上で生産能力を当初計画の2倍、年間2ギガワット以上(太陽電池発電量換算)に引き上げられた。

 昨年7月に米国デュポン社との技術移転契約に基づきデュポン社から供給される「テドラーフィルム」の素材技術と、同社の製造技術で開発を進める次世代型太陽電池バックシートを主に生産する。

 新工場第1期工事に続き、2010年に第2期拡張工事の着工を予定。太陽電池市場は国内外で著しい成長を続けており、この傾向は継続すると予想される。2010年度に300億円の売上高を目指す。

ニュースリリース参照
http://www.toppan.co.jp/news/newsrelease893.html