2009年05月13日
プラ協が、リサイクルパンフの09年度版を作成
既存データの更新に加えて新規の調査資料も追加
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全)
【関連企業・団体】:プラスチック処理促進協会

 プラスチック処理促進協会は13日、同協会がかねてから毎年発行しているプラスチックリサイクルのガイドパンフレット「プラスチックリサイクルの基礎知識」の新年度版「同2009」を完成したので各種教育現場や行政当局、市民団体、関係業界団体等に配布を開始したと発表した。

 09年度版(A4版34ページ)では、「ごみ全体の排出の実態」から「廃プラスチックの処理と資源化の実績の推移」や「実際に活用されているプラスチックリサイクルの手法の詳細」、さらには「関連する法制度と仕組み」に至るまでの多彩な関係データ全ての更新結果を収録するとともに、新規に同協会で調査して把握できた関連データ、例えば「大規模ケミカルリサイクル施設マップ」や「各種の燃料や主要汎用樹脂さらには各種廃棄物の発熱量比較表」等も追加している。全体に簡潔かつ柔らかな表現が用いられていることもあって、一般市民が理解し易い内容となっている。

 同協会では12,000部を印刷、関係各方面に配布するとともに環境関連の各種展示会にも出展するなどでより広範な浸透を目指していく。