2009年05月21日
EPSの出荷、4月も前年比18.2%減と不調
全分野がマイナス成長で9ヶ月連続の前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:発泡スチレン工業会

 発泡スチレン工業会が21日に集計したところによると、発泡スチレンビーズ(EPS)の4月の総出荷数量は11,697トンで前年同月の実績を18.2%下回った。この結果、EPSの月間出荷量は9ヶ月連続の前年同月割れとなった。

 どの需要分野も全て引き続き前年同月を割り込んでいる。消費量が最も大きい水産用(魚箱用)は7.5%減にとどまっているが、それ以外の分野は全て20%台なり30%台なりの大幅な縮小率となっている。いずれも前年同月割れの連続期間が長期化しており、最も短いブロック用の場合でも7ヵ月、水産用、農業用、その他成型用は全て9ヶ月、家電用にいたっては21ヶ月連続の前年同月割れとなっている。

 これに伴う1〜4月の累計も、全分野が前年同期を大きく下回っている。トータルは40,157トンで前年同期比は22.5%減となっている。4月が小幅の前年割れにとどまった水産用も1〜4月の累計は前年同期を15.9%下回っている。主要分野では家電用の38.6%減と農業用の31.2%減が特に目を引く。同期の不振には、1〜3月期の輸入が前年同期比418.6%の4,291トンに達したことが少なからず影響していると見る向きもある。
 EPSの需要分野別の4月の出荷実績と1〜4月の累計は別表の通り。

【関連ファイル】
EPSの4月の需要分野別出荷実績と累計
https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1242889190.xls