| 2009年06月26日 |
| 藍星集団、南京で1,4-ブタンジオール生産開始 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) 中国国営ChemChina の子会社のBluestar Group のBlueStar Nanjing New Chemical Matericals はこのほど、南京ケミカルパークで1,4-ブタンジオール(BDO)の生産を開始した。 能力は55千トン/年で、Davy Process Technologyの技術を使用し、無水マレイン酸からBDOを生産する。 2006年11月に建設を開始しており、当初は昨年末にスタートする予定であった。 これは南京プロジェクトの第一段階で、第二段階としてスパンデックスやポリウレタンの原料のPTMEG 30千トンと、その原料のテトラヒドロフラン(THF) 44千トンを計画している。 THFはBDOを原料として生産される。本年に建設を開始する予定で、製品は中国東部及び南部の市場で販売する。 藍星集団ではまた、Daqing BlueStar Petrochemical が黒龍江省大慶で年産50千トンのBDO計画を進めている。Huntsman/DAVY プロセス(Huntsman技術による無水マレイン酸製造との組み合わせ) によるもので、既に環境アセスメントの承認を受けている。 これとは別に、陝西Coal & Chemical Industryの子会社の陝西BDO Chemical がこのたび30千トンのBDOの生産を開始した。Reppeプロセスを採用し、アセチレンを原料にしている。 |