| 2009年06月30日 |
| 天馬、アークからタクミック・エスピー社を買収 |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:なし |
プラスチック成形加工メーカーの天馬(本社:東京都北区、吉田長幸社長)は29日、アーク社(本社:大阪市、荒木寿一社長)が所有するタクミック・エスピー(本社:神奈川県相模原市、田ノ岡義夫社長)の発行済み株式の全株を取得し、買収するとホームページ上で発表した。30日付で株券の受渡しを行う。株式取得価格は5,877百万円。 タクミック・エスピーはタイ、インドネシア、ベトナムなどに子会社を持ち、プラスチック成形加工事業を展開しているが、天馬グループとは生産品目、取引先構成、生産拠点などの点で重複する部分がほとんどないことから、両社連携によるシナジー効果は大きいと判断した。 業界筋によると、タクミック・エスピーは1998年に会社更生法の適用を受けた昭和プラスチックが前身。昭和プラスチックの日本とインドネシア、ベトナム、タイの事業をキョウデンが引き継いだが、2003年にユニゾン・キャピタルと経営陣グループが共同でマネジメントバイアウトを実施し、設立したのがタクミック・エスピー社という。 ユニゾン・キャピタルは2003年にアークに持株を売却し、現在はアークの100%子会社となっている。 ○天馬のホームページ http://www.tenmacorp.co.jp/pdf/090629.pdf |