| 2001年04月04日 |
| 欧米の市場で“EPS回帰”の動きが活発化 |
| 世界EPS同盟の会合で明らかに |
| 【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:なし |
アジア、欧州、北米の3極のEPS(発泡スチロール)リサイクル団体によって構成されているINEPSA(インターナショナルEPSアライアンス=世界EPS同盟)は3月27日に米国サンアントニオで第5回総会を開催し、各国のEPSのリサイクルの現状について情報を交換するとともに当面の共通課題を巡って意見を交わした。 今回の会合には日、米、仏、独、伊、加、韓、スペイン、マレーシア、シンガポール、オーストリア--の計11カ国のEPSリサイクル団体と加盟企業の首脳20人が参加。わが国からはJEPSRA(発泡スチロール再資源化協会)の辰井康雄専務理事と小諸プラスチックの桑原邦夫社長が出席した。 今回の会合では、最近の需要動向について、欧米の代表から「一時期パルプモールドや段ボールに切り替えていたEPSユーザーの間で再びEPSを採用し直すところが目立って増えてきた」との報告があり、各国代表の注目を集めた。これは、EPSの持つ経済合理性や物性面のメリット、さらには環境への適合性等を多くの需要家が再評価し始めたことによるものと見られている。欧米のEPSリサイクル団体のリーダーは、近く日本の家電業界団体を訪問して欧米の需要家のこうした動きを詳細に説明する予定という。 一方、今後の共通課題に関しては、米国の団体から「リサイクル活動の現状を絵葉書で関係各方面に広く紹介するなどのPR活動や、EPSに対するユーザーの評価や意見等のアンケート調査等を共同で実施するようにしてはどうか」といった提案があり、基本的な合意が得られた。 |