2001年04月18日
ダウ、Mobius Technology社とウレタンリサイクル技術で提携
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:なし

 米ダウ・ケミカルは米国現地時間の17日、Mobius Technology社が新たに開発したウレタンフォームのリサイクル設備および技術とダウのポリウレタン原料の販売を促進することで協定を締結した、と発表した。
 今回の合意により、ウレタンフォームメーカーがこの技術を容易に利用することが可能になり、経済的に軟質ウレタンフォームの端材を資産に変えることができるうえ、生産コストの削減にもつながるとしている。両社の合意の一部には、Mobiusの設備とダウのポリオールおよびイソシアネートを共同で販売していくことも含まれている。
 ダウのグローバルポリウレタンを担当するDavid Fisher副社長は、「我々が環境上責任を持ち、顧客にニーズに応えることはダウのポリウレタン事業において常に重要で不可欠なことである。Mobiusとの合意は、これらとマッチしたものであり、ダウにとって環境と経済性の両面で非常に有望な研究開発であると認識している」と語った。
 Mobiusの軟質フォームリサイクル技術は、ウレタンフォームの端材を50ミクロン未満のパウダーにするもので、そのパウダーはポリオールに混ぜたり、新たなウレタンフォーム生産のためにコンパウンドするのに十分な品質を有している。また新たにポリオールを生産する際の原料を10~12%置き換えることで、コストの削減を実現する。特に自動車産業においては、ウレタンフォーム製シートのリサイクルを経済的に行うことができるようになるものであり、EUが推進している自動車部品のリサイクルの方針にも適合するものであるとしている。