2009年09月07日
昭和シェル石油、太陽電池第3工場に1000億円の投資決る
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:昭和シェル石油

 昭和シェル石油は7日、連結子会社である昭和シェルソーラー(本社:東京都港区、亀田繁明社長)が宮崎工場内に約1000億円を投じて、CIS太陽電池の第3工場を建設することを決めたと発表した。

 新設する第3工場は年産規模900MW、投資額約1000億円で、現在稼働中の第1、第2工場と合わせると約1ギガワット(1000メガワット)と、工場単体では世界最大級となる。2010年1月に着工し、2011年7月の完成、稼動入りをめざす。

 太陽電池市場は、世界的な低炭素社会実現の動きにある中、大幅な需要拡大が見込まれている。

 同社は工場建設にあたって、既存工場に近い宮崎県東諸県(ひがしもろかた)町にある日立プラズマディスプレイ社の宮崎工場を購入したうえで太陽電池製造装置を設置する。このため早期立ち上げが可能となる。


ニュースリリース参照
○CIS太陽電池、第3工場投資決定のお知らせ
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1252313551.pdf

○Announcement on the Investment in the Third CIS Photovoltaic Module Plant of・・・
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1252313551.pdf