| 2009年10月02日 | |
| 「高効率酸化触媒技術」応用で成果発表会 | |
| 【カテゴリー】:行政/団体(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:なし |
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関西大学・石井康敬教授の発見による「N-オキシイミド系触媒」を活用して、画期的な「環境調和型化学プロセス技術」を開発しようと05年、ダイセル化学、三菱化学、丸善石油化学の3社で設立した「高効率酸化触媒技術研究組合」は、大きな成果をあげて4年間の研究期間を終え、2日その成果発表会を開いた。 同組合には、その後扶桑化学が参加。経産省の「エネルギー使用合理化技術開発費補助金」(補助率約50%)を受けて研究活動を本格スタートさせた。 石井教授の「N-オキシイミド系触媒」を用いると、既存の製造方法に比べて大幅に低い温度や圧力で脂肪酸炭化水素を含むさまざまな化合物を空気酸化することが可能になる。石井教授によると、触媒製造にはホスゲンを使わず、すでに工業的生産が可能なレベルにある。 石井教授は、03年の第3回グリーンサスティナブルケミストリー(GSC)賞の文部科学大臣賞をはじめ石油学会賞、日本化学会学術賞などを相次いで受賞。 エネルギー効率に優れ、温室効果ガス排出量の大幅低減が期待できるなどのメリットがあるところから、組合参加各社は同触媒を活用して、カプロラクタムやアジピン酸など、バルク製品の製造プロセスへの応用技術をそれぞれに追究してきた。共通部分は関西大学に研究委託した。 経産省化学課の福田敦史・機能性化学品室長は挨拶の中で「鳩山内閣が25%の効果ガス削減を打ち出しているとき、画期的な環境調和型触媒や化学プロセス技術の開発の意義は大きい。今後に期待したい」と強調した。 |