| 2009年10月15日 | |
| 住友化学、アルミナ製品の原料転換 来年4月完了 | |
| 輸入水酸化アルミニウムに全面切り替え | |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学 |
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住友化学は15日、愛媛工場(愛媛県新居浜市)で製造しているアルミナ製品の原料転換を急ぎ、2010年4月をめどにボーキサイトから水酸化アルミニウムに原料を全面転換すると発表した。ボーキサイト残渣の海洋投入処分もその段階で終了する。 アルミナ製品は、ボーキサイトを精製して得られる水酸化アルミニウムやアルミナ、硫酸バンド、ポリ塩化アルミニウムなどの総称で、LED基板、ICパッケージ、自動車プラグ用のファインセラミックス、液晶ガラス基板など、幅広い分野で使用されている。 愛媛工場では、これまで輸入ボーキサイトを原料に、年間約20万トンのアルミナを生産してきた。 ボーキサイトを精製した際に発生する残渣は、不溶解の鉱物成分で構成される物質で、これまでは沖合いまで運び海洋投入してきた。海洋投入には法的問題はないものの、環境に与えるインパクトを減らすため、海洋投入を早期終了することにした。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1255574130.pdf |