2009年10月26日
三菱化学、MITSUBISHI CHEMICAL JUNIOR DESIGNER AWARD 2009受賞作品決定
大賞は福丸諒さん『[ori] Life Wear for Emergency』
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱化学、三菱ケミカルホールディングス
大賞作品 『[ori] Life Wear for Emergency』

 三菱化学は26日、未来の一流デザイナーを目指す学生の優れた“卒業制作”を表彰する『MITSUBISHI CHEMICAL JUNIOR DESIGNER AWARD 2009』(主催:MITSUBISHI CHEMICAL JUNIOR DESIGNER AWARD 実行委員会、委員長:水野誠一、特別協賛:三菱化学、協力:三菱ケミカルホールディングス)の受賞作品を発表した。

 9回目を迎え、全国のデザイン系学生から過去最多となる合計282作品が寄せられた。審査員長の水野誠一氏(ソシアル・プロデューサー)ほか、デザイン・アート・学術分野の最前線で活躍する第一人者(石井幹子氏、榮久庵憲司氏、向井周太郎氏、柏木博氏、河原敏文氏、坂井直樹氏、都築響一氏、日比野克彦氏、茂木健一郎氏)で構成される審査員に、特別協賛社を代表して冨澤龍一(三菱ケミカルホールディングス取締役会長、三菱化学取締役)を加え、総勢11名による厳正な審査の結果、個性豊かでバラエティーに富んだ全14受賞作品が選出された。

 大賞を受賞したのは、福丸諒さん(九州大学卒)の作品『[ori] Life Wear for Emergency』で、災害時に死者を安らかに葬るための遺体袋のデザインに取り組んだ意欲作。従来、緊急対応としてビニールシートや毛布に包まれざるを得なかった犠牲者に対して、日本古来の「折形」に着想を得ながら独自のデザイン作品。

 受賞者には、11月13日(金)、東京国際フォーラムで開催される受賞発表会にて、賞金(大賞100万円、佳作・三菱化学賞各30万円)、トロフィー・盾が授与される。また、同会場B1Fロビーギャラリーにて、11月12日(木)から15日(日)まで、受賞作品展を開催する。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1256541294.pdf