2001年04月12日
三菱エンプラ、2000年度売上は連結で1,000億円規模へ
3月販売は過去最高、通期でもほぼ全製品が計画値上回る見通し
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱エンジニアリングプラスチックス

 三菱エンジニアリングプラスチックス(MEP)の2000年度売上高は、単独で850~860億円、連結では1,000億円規模になる見通しだ。
 エンジニアリングプラスチックの景気動向については、「昨年8月頃からアジア市場を中心に先行きを不安視するようになり、10月頃から落ち込み始めた。特に昨年末以降は内需でもその傾向が顕著になった」と多くのメーカーの見方がほぼ一致している。
 これに対しMEPは、PC(ポリカーボネート)やPOM(ポリアセタール)などの主力製品については海外生産拠点を有しており輸出比率が低いことから、他社に比べ東南アジアの落ち込みの影響は少なかったもようで、3月単月の販売も設立以来過去最高になりそうだとしている。
 この結果、製品別販売でもほとんどの製品が計画値を上回ったとしている。