| 2009年11月24日 |
| 10月のPS・SM生産、出荷実績 SM輸出9カ月連続プラス |
| 【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:なし |
スチレン工業会は24日、PS・SMの10月の生産、出荷実績を発表した。 ■ポリスチレン(PS) 9月末に日本ポリスチレン(生産能力:16万2000トン)が解散して、メーカー3社(PSジャパン、東洋スチレン、DIC)となった。 10月の生産は前年同月比15%減の55,658トン、定修は2社2工場。 出荷は同2%減の57,718トンだった。用途別では電機・工業用が10%減、包装用4%減、雑貨・産業用とFS用はそれぞれ4%増加した。 ■スチレンモノマー(SM) 生産は前年比18%増の239,082トンと引き続き好調。4月以降7カ月連続の前年比プラスとなった。出荷も同15%増の245,549トンと高水準で推移。 国内向けは合成ゴムやABS樹脂向けなどが前年を上回った。 輸出は123,700トンで、内需の121,700トンを上回った。だが数量そのものは5-6月頃に比べるて低下傾向にある。「中国の国慶節前後は、どうしても荷動きが鈍る。もう少し見ないと何ともいえない」と業界では言っている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1259035450.pdf |