| 2001年04月09日 |
| 米国のSM設備、内需冷え込みで稼働率は平均75%前後 |
| 6月にも在庫調整完了の見通しも、その後の対応は慎重な姿勢必要 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
先ごろ開催されたNPRA(米国石油化学・石油精製業者協会)の年次総会に参加した日本の大手商社によると、米国のSM(スチレンモノマー)メーカーの設備稼働率は平均で75%前後まで落ち込んでいるもようだ。 米国のSMメーカーは、国内経済の好調を背景に、昨年前半までは高水準で推移したSM市況の恩恵を享受していたが、この間のITバブルによる景気から需要を見込んで前倒しで生産するようになっていた。 しかし、昨年後半からの景気の冷え込み、またITバブルの崩壊により在庫が大幅に膨れ上がっているのが現状で、現在レイオフや在庫調整を進めている。現在はこのような過渡期にあり、内需の減少に対応してSMメーカー各社が減産を実施している状況にある。 大手商社の見方では、「早ければ6月にも在庫調整が終わるが、その時点で急に稼動を上げたりせず、様子を見る必要があるのではないか」としており、慎重な対応が望まれている。 |