2010年01月04日
廣瀬博・住友化学社長 年頭挨拶
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友化学
廣瀬 博社長

 住友化学の廣瀬博社長は4日の年頭挨拶で「ラービグ計画は、昨年秋ペトロ・ラービグ社の全設備が稼働を開始した。偏光フィルム設備の増強や住化武田農薬の統合、大日本住友製薬による米国医薬品会社の買収など、重要案件も着実に進展させた。今後は少しでも早く収益が計上できるようにしたい」と述べた後、4月からスタートする新中計では「環境・エネルギー」「ライフサイエンス」「ICT(Information &Communication Technology)」の3分野に特に注力し“世界のリーディングカンパニー”を目指したい、との意向を明らかにした。
 
 また、国際競争に勝ち抜くため、グローバルな最適生産体制の構築、徹底した合理化、抜本的な採算改善などを通じた、コア事業・基盤事業のコスト競争力の強化、グローバルかつ効率的な経営システムの強化に取り組んでいくとの点を強調した。

 この1年“心がけてほしい点”として、あらゆる部門間での「連携の強化」、変化に対する「高い感受性」さらに将来を見据えて努力していく上で必要な「高い志」の3つを持ってほしいと求めた。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1262587869.pdf