2010年02月10日
わが国のポリスチレン生産能力769千トンに PSJが四日市工場停止
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:PSジャパン、旭化成ケミカルズ、出光興産

PSジャパン(旭化成ケミカルズと出光興産の共同出資)は四日市工場のポリスチレン設備の操業を2010年3月末日かぎりで停止する。

同社は現在、千葉(20万7,000トン)、市原(4万5,000トン)、四日市(8万5,000トン)、水島(10万8,000トン)と、4工場合わせて年産44万5,000トンの生産設備を持っているが、四日市の停止後は36万トンとなる。

昨年10月、同社に出資していた三菱化学がPS事業から撤退したが、四日市工場の停止は最近決まったという。

わが国のPS生産能力は、東洋スチレンの年産27万8,000トン、DICの13万1,000トンと合わせて3社76万9,000トンとなる。

【関連ファイル】
https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1265790822.tif