2010年02月23日
2010年の石化製品需要 エチレン換算714万トン、経産省化学課
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:なし

経済産業省化学課は23日、2010年の石油化学製品の需要はエチレン系製品でエチレン換算、前年比0.6%増の713万トン、プロピレン系製品でプロピレン換算同2.0%減の570万トンとする見通しを発表した。石化産業、ユーザー産業、金融関係者らで構成する石油化学製品需要動向研究会(事務局:化学課)が、政府の経済見通しや市場の実勢を踏まえてまとめた。

2010年は、民間需要が底堅く推移する上、世界経済も緩やかな回復が続くと期待されている。しかしデフレ圧力による需要の低迷や為替動向、中東諸国を中心とした新増設プラントの稼動開始に伴う市況軟化などから輸出は厳しい状況になると指摘している。

■2010年の石油化学製品需要見込み 単位:万トン ( )前年比増減率%

<エチレン系製品>(エチレン換算量)需要見込み> 単位:万トン ( )前年比増減率%
◇低密度ポリエチレン :186(2.3)
◇高密度ポリエチレン :105(▲2.6)
◇エチレンオキサイド :73(0.9)
◇スチレンモノマー  :86(▲0.4)
◇アセトアルデヒド  :17(7.3)
◇塩化ビニル     :140(8.4)
◇その他エチレン系製品:108(▲9.3)
◇合計(エチレン換算):713(0.4)

<プロピレン系製品>
◇ポリプロピレン   :275(3.4)
◇アクリロニトリル  :69(2.6)
◇その他       :226(▲9.0)
◇合計(プロピレン換算):570(▲2.0)

09年1-12月期の実績見込みは、エチレン系でエチレン換算691万トン(前年比0.4%増)、プロピレン系製品はプロピレン換算で559万トン(同1.5%減)となった。エチレン系、プロピレン系とも内需は停滞したものの、中国を中心とするアジア地域の需要回復により、輸出が大幅に増加した。

■芳香族製品の需要見通し

<2010年の需要見通し> 単位:万トン ( )前年比増減率%

◇ベンゼン   430(1.7)
◇トルエン   141(▲0.1)
◇キシレン   565(▲0.3)


ニュースリリース参照
○平成22年石油化学製品需要見通しについて
http://www.meti.go.jp/press/20100223004/20100223004.pdf