| 2010年02月24日 |
| 消防庁の「化学関係防災情報ネット」 アクセス数早くも3万件超 |
| 【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:なし |
総務省消防庁では日化協、石化協などの業界団体と連携して、化学工場で起きた火災、爆発、漏えいなどの事故例を原因、再発防止策とともにデータベース化して、今年1月13日からホームページ上で公開を始めたが、反応は大きくアクセス数は早くも3万件を超えた。「事故の防止や被害拡大の抑止につながってほしいです」と同庁予防課特殊災害室では言っている。 データベースは、「事故の概要」、「原因」、「再発防止策」の3つの項目を1枚のシートにまとめた。現場写真やイラストも入れ、状況を分かりやすくした。今回掲載したのは65件。引き続き四半期ごとに追加する。 財団法人・消防科学総合センターをを中心に日化協、石化協のほか石油連盟、鉄鋼連盟、電気事業連合会、全国石油商業組合連合会、全日本トラック協会、日本危険物物流団体連合会など13団体が協力し情報を提供した。 「各業界団体の枠を超えて、参考になる事例を公開することにしました。横断的に情報を共有しあうことが事故防止の上で重要と考えました」と予防課特殊災害室。 事故例では「油海上出荷配管漏えい」や「装置火災事故」、「ボイラー燃料油の流出事故」など、最近起こった事故について、リアルに内容が紹介されている。 「防災情報データベース」のアドレス: http://www.bousaihaku.com/cgi-bin/bousaiinfo/index.cgi |