2010年06月09日
公取委、アジレントのバリアン社株取得、「独禁法上問題なし」と判断
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:公正取引委員会、アジレント・テクノロジーズ

公取委は、アジレント・テクノロジーズ・インク(本社:米国)からバリアン・インク(本社:米国)の株式取得に関する計画の届け出を受け、わが国分析機器市場の競争に与える影響について調査してきたが、9日、「当事会社で一部製品の事業譲渡が履行されたことを前提とすれば、独禁法の規定に違反しない」と判断し、同調査を終了したと発表した。

アジレント社はマイクロ/ポータブルGCの事業をインフィコン・ホールディング社(本社:スイス)、また一部製品をブルカー・コーポレーション(本社:米国)に譲渡するなどの問題解消措置を申し出ていた。