2010年06月25日
7月29日に名古屋で「第3回リン資源リサイクルシンポジウム」開催
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:なし

リン資源リサイクル推進協議会の主催、大阪大学フロンティア産業バイオイニアティブ国際研究拠点の共催で、「第3回リン資源リサイクルシンポジウム/リン資源リサイクルの技術革新と促進に向けた課題」が7月29日に名古屋市港区のポートメッセなごや交流センターで開催される。

定員は300人。参加費は協議会会員:無料、一般:4000円。

国内で消費するリンの全量を海外からの輸入に依存していることから、リン資源の回収・再利用の推進や未利用リン資源利用技術の開発など、産学官の関係者が一体となって戦略的かつ総合的にリン資源のリサイクルに取り組む狙いで、平成20年12月にリン資源リサイクル推進協議会が設立された。会長は大阪大学大学院工学研究科の大竹久夫教授で、メンバーは社団法人日本有機資源協会、財団法人日本肥糧検定協会、日本肥料アンモニア協会などの関係団体及び企業・個人で構成。

設立2年目を迎える今回のシンポジウムでは、ドイツ・ダルムシュタット工科大学のセバスチャン・ペツェット教授を講師に招き、ドイツにおけるリン資源リサイクルに関する取組みを講演するほか、わが国のリン資源リサイクル技術事例などが報告される。「リン資源リサイクル促進に向けた課題と方策」をテーマにしたパネルディスカッションも行われる。

問い合わせ先は、リン資源リサイクル推進協議会(事務局=日本有機資源協会、TEL:03-3297-5618)。