2010年06月30日
NEDO、太陽光発電システム次世代高性能能技術開発プロジェクトを始動
【カテゴリー】:新製品/新技術(行政/団体)
【関連企業・団体】:なし

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は30日、太陽光発電システムの世界最高の技術レベルとコスト競争力を実現するため2010年度から5カ年計画の次世代高性能技術開発プロジェクトの実施体制を決め、始動させたと発表した。4月に実施企業を公募していたもので、企業・大学単独の技術開発に加え、企業・大学の強い相互連携によるコンソーシアム体制も採用し、オールジャパンで世界に打ち勝っていく体制とした。

開発目標は、「発電コストを1キロワット時14円実現のために、モジュール製造コストを1ワット当たり75円、変換効率20%に目処をつける低コスト化、高効率化を図る」ことにある。開発する太陽電池分野別の課題と実施体制は次ぎの通り。

◇結晶シリコン太陽電池(低コストシリコン製造プロセス、効率向上等)/豊田工業大学コンソーシアム
新日本ソーラー、シャープ、三菱電機、京セラ、東北大等)およびコベルコ科研、太平洋セメント等が連携

◇薄膜シリコン太陽電池(オールジャパンでの薄膜製造プロセスの共同開発)/太陽光発電技術研究組合コンソーシアム
カネカ、三洋電機、シャープ、三菱重工等および富士電機ホールディングス等が連携

◇CIS・化合物太陽電池(CIS薄膜の低コスト化、集光型PV対応)/富士フィルムコンソーシアムおよび昭和シェル石油、三井造船が連携

◇有機系太陽電池(効率・寿命向上、コスト低減、システム化)/色素増感太陽電池ではシャープコンソーシアム、グンゼコンソーシアム、フジコンソーシアム、有機薄膜太陽電池では東芝・住友化学・出光興産コンソーシアムおよびパナソニック電工

◇共通基盤(評価技術・リサイクル技術)/産業技術総合研究所コンソーシアム、北九州産学推進コンソーシアム

◇共通基盤(共通材料・部材・機器システム)/積水化学工業等、デュポン等。