| 2010年07月01日 |
| 5月のエチレン換算輸出入バランス、10万トン台とさらに縮小 |
| 【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:なし |
経産省化学課は1日、5月のエチレン換算輸出入実績を発表した。引き続き輸出が前年比大幅減少し、輸入が増加した結果、出超バランスは前月の12万トン台から10万トン台とさらに縮小した。 エチレンに換算した石化製品輸出量は対前年比40.1%減(対前月比:4.9%減)の163,700トン、生産量に占める輸出比率は29.2%だった。 一方、エチレン換算輸入量は同125.7%増(対前月比:17.9%増)の57,200トンで、内需に占める輸入比率は12.6%だった。 この結果、輸出から輸入を差し引いたバランスは105,400トンとなった。出超バランスとしてはリーマンショック直後の08年秋以来の水準となるが、それを除けば08年1−2月以来となる。 輸出はエチレン本体の輸出が12,000トンで輸入の17,000トンを下回った。誘導品も輸出はLDPE、HDPE、PS、VCMなど14品目のうちABS樹脂とEDCを除く12品目で前年比マイナスとなった。 |