| 2000年12月05日 |
| 事前スクリーニング試験法の開発に成功 |
| 厚生科学研究班が報告、化学物質の安全実験の効率向上 |
| 【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:なし |
国立医薬品食品衛生研究所は5日、「内分泌かく乱化学物質の健康影響に関する検討会」に対して、厚生科学研究班が超高速自動分析装置を用いた受容体の結合レポータージーン試験を開発したと報告した。 これは、数万種類におよぶ化学物質の内分泌かく乱作用を同時に試験するには従来のように動物を用いた試験系等では多くの時間と費用と資源がかかり、網羅的な検討が不可能といえることから、優先的に取り組むべき化学物質を選定するための事前スクリーニング試験法として高速スクリーニング試験系の確立が必要と判断し、その開発に取り組んできたもの。 同研究班では、同試験法によって陽性と判断された物質については優先的にさらに複数のスクリーニング試験や詳細試験を行い、当該物質の内分泌かく乱作用を把握すべきだとしている。また、同法で陰性(あるいは極めて弱い陽性)と判断された物質については、当面、同作用を引き起こす可能性が少ないものとして取り扱うことができると説明している。当面の測定能力は数百種類という。 |