2010年08月04日
中外製薬、間接リウマチ治療剤「アクテムラ」、報告条件解除
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:中外製薬、厚生労働省

中外製薬は4日、関節リウマチ等の治療剤として販売してきた「アクテムラ」について、初の国産抗体医薬品であることもあって、08年4月に厚生労働省から承認を得た際、同薬剤の投与データを情報として提供することが条件としてつけられていたが、4日、同条件を解除するとの連絡を同省から受けたと発表した。

同社はこれまでに3,987名分の関節リウマチ患者のデータを提出してきたが、今回の決定により同剤の安全性及び有効性について、新たな対応を必要とする問題はないと判断されたことになる。

「アクテムラ」は、大阪大学との共同研究により作製した抗ヒトIL-6レセプターモノクローナル抗体をもとに、遺伝子組換え技術により産生した国産初の抗体医薬品として注目されてきた。

関節リウマチは、多関節に生じる進行性の関節破壊を主症状とする原因不明の全身性炎症疾患で、40ー50歳代の女性に多く、社会的問題としてその対策が重要となっている。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1280904364.pdf