2001年03月13日
SM、アジア市況軟化傾向続き国内メーカーも減産を検討
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 国内のSM(スチレンモノマー)メーカーの中にも、アジア市況が旧正月明け以降軟化傾向が続いていることから、減産を検討するところが出てきた。メイン市場である中国の需要は振るわず、すでにCFR中国価格はトン当たり500ドル台前半まで下落するなど厳しい状況にある。
 SMは、米国経済冷え込みの影響を受け中国からの製品輸出が減少したことにともなって、旧正月前に先高を見込んでトレーダーが買い込んだ玉や、昨年米国から入ってきた数万トン規模の玉が中国市場でだぶ付いており、これが市況下落の一因と見られている。また、米国から入ってきた玉の中には、「保存している間にポリマー化」してしまった玉もあるとの噂もある。
 いずれにしても「ここまで下がると値が付かない(取引が成立しない)」(国内大手メーカー)というのが実情で、「定修などで積み増しが必要なメーカー以外は、減産を考える必要がある」としており、今後各社が減産を実施する可能性が高まってきた。