2010年12月22日
ダウと三井物産、クロルアルカリのJV設立
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:三井物産、ダウケミカル

ダウと三井物産は本年7月1日、50/50の電解事業のJVを設立する契約を締結した。
テキサス州フリーポートに、ダウ技術により苛性ソーダ年産88万トン、塩素同80万トンの大型最新鋭電解設備を建設するもの。

既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/29363

ダウは12月16日、このJVが設立されたことを発表した。
社名はダウ三井クロルアルカリLLCで、ダウが操業と設備の保全を担当する。

三井物産の持分の塩素はダウに委託してEDCに加工し、三井物産が全世界に販売する。

苛性ソーダはダウがJVから販売を受託する。

新プラントは2013年央に生産開始の予定。

同時にJVの役員も決定し、CEOと製造担当がダウから、CFOと物流担当が三井物産から派遣される。