2011年01月14日
大阪有機化学、アクリル酸エステル製造設備を増強
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:大阪有機化学

塗料用などエステル化製品中堅の大阪有機化学工業(本社:大阪市中央区安土町、鎮目泰昌社長)は14日、酒田工場(秋田県飽海郡遊佐町)にアクリル酸エステル製品の製造設備を新設すると発表した。

自動車用塗料や粘接着剤用原料となる4−ヒドロキシブチルアクリレート(商品名「4−HBA」)製造設備を、総投資額約20億円で建設する。

生産能力は既存の大阪工場(大阪府柏原市)、金沢工場(石川県白山市)と合わせて年産2,500トンとなる。
2011年6月に着工し、2012年2月に完成、同3月から操業開始の予定。

今後、需要の増大が見込まれるため対応することにしたもので、原料アクリル酸は外部購入。