| 2001年03月05日 |
| SM、アジア市況は500ドル台半ばに下落、今後減産の可能性も |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
SM(スチレンモノマー)のアジア市況がさらに値下がりしている。CFR中国でトン当たり550~570ドル、FOB韓国では同530ドルとなっており、これ以上下がった場合には各社が減産を実施する可能性も出てきている。 SMの需要は、中国の旧正月が明けても盛り上がりに欠けている。中国のユーザーは口々に「需要が良くないことは確かだが、内需というよりも、アメリカ経済の冷え込みから同国向けの製品輸出が振るわない」としており、これが大きな要因の一つと考えられる。 一方商社筋では、「これ以上は下がらないとは思うが、もし下落すれば減産が必要となる可能性がある」と警戒している。また、韓国の大手SMメーカーは、「韓国では今月末に、相次いで定修が始まるため、その頃から再び回復に向かう」と期待している。その反面、これらの状況とは直接関係は無いと見られるものの、SKや現代石油化学が当初計画より定修時期を早める方針を打ち出している。 いずれにしても、年初の期待感を打ち砕かれた格好にとなっており、当面各社とも厳しい状況を覚悟する必要がありそうだ。 |