2000年10月12日
INAX、全事業所で社外廃棄物ゼロを達成
全生産事業所のISO14001年内取得を目指す
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:なし

 INAXは12日、10月2日をもって、子会社を含むINAXの18におよぶ全生産事業所の社外廃棄物ゼロを業界で初めて達成した、と発表した。
 これは同社が2000年末までに社外埋立て廃棄物をゼロにするという「第2次環境基本方針」の必達目標の一つとなる。今後は、全18生産事業所におけるISO14001の年内取得(13工場取得済み)を目指すとともに、その他廃棄物への取り組みも強化・展開して行く。また、次のステップであるINAX「第3次環境宣言」を年内にも公表する予定。
 同社では1992年よりデータ収集を始め、同社の廃棄物のほとんどを占めていた窯業系廃棄物(タイルや衛生陶器の成形時に出る汚泥、焼成後検査で跳ねられた陶磁器くずなど)に加えて、95年には廃プラスチックや金属くずなど住設系廃棄物を含む全社における社外廃棄物の実態把握を開始、それらの徹底分別を実施した。 その結果、陶磁器くずに関しては、そのほとんどを社内工場で原料化するリサイクルする仕組みが整い、現在では、これら生産事業所でのマネジメント成果が、ISO14001取得の大きな原動力に繋がっている。
 また、1999年5月には、タイルや衛生陶器の製造工程から出る汚泥を、タイルの原料として再資源化する「INAX再資源化施設」を稼動させ、発生している汚泥の約300トン/月を自社および協力工場の原料として使用してリサイクル率を高めている。また、廃棄物の削減だけでなく、再資源化によってタイルや衛生陶器のバージン原料の使用量を減らせるため、環境負荷が低く抑えられている。
 2000年9月末における同社の廃棄物は、窯業汚泥や陶磁器くずの他、廃プラスチック、金属くず、木くずなど約10品目。それぞれにあったリサイクル方法を模索し、再資源化率100%、社外廃棄物ゼロを実現した。