2011年04月07日
ラサ工業、宮古工場、三本木工場とも一部再開
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし

化成品、工業薬品中堅のラサ工業(東京都中央区、柳萬雅徳社長)は7日、今回地震による被災状況と復旧見通しについて、「宮古工場(岩手県)と三本木工場(宮城県)が設備に影響を受けたが、両工場とも一部すでに復旧し操業を再開している」と、要旨次の通り発表(第2報)した。

【宮古工場】(岩手県宮古市)
ガリウム(4N)設備は影響が軽微で、現在一部操業を再開している。4月中旬には通常操業が可能となるが、生産量が通常状態に戻るのは5月中旬の予定。石油精製用触媒も設備への影響は軽微で、4月5日から運転を開始してる。

【三本木工場】(宮城県大崎市)
ユーティリティ関係で工業用水が復旧していないが、近日中に回復する見込み。生産品目の状況は以下の通り。
・高純度赤燐=設備に大きな損壊があり、現在一部は復旧したが、通常操業は5月中旬を目指して作業中。
・高純度ガリウム=設備の一部が損壊。4月中旬には8割程度の操業、通常操業は5月上旬の見込み。
・高純度インジウム=一部の設備が損壊したため、4月4日から5割程度の操業を開始。通常操業は5月上旬を目指し作業中。
・三酸化ホウ素=設備への影響は軽微で、現在通常操業を実施中。
・剥離剤=設備への影響は僅少で、現在復旧作業を終了、通常操業に移行している。
・ポリ塩化アルミニウム=設備への影響は軽微。4月4日から通常操業開始。

【子会社・東北ラサ機械製作所】(宮城県岩沼市)
・工作機械の一部に影響があった。現在一部生産を開始しており、4月11日から通常操業可能の見込み。