2011年04月14日
住友化学、社員食堂メニューに「被災地の食材」
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友化学

住友化学は、東日本大震災の被災地支援の一環として、発電所事故や風評被害に悩む農業、水産業、食品関連事事業者らを応援しようと、社員食堂のメニューに東北・関東地方の食材を積極的に使用していくことにした。また、これらの地域の農水産物を集めた「物産展」を開く計画も進める。

(1)社員食堂での「東北・関東応援メニュー」提供
4月11日から東京本社(中央区新川)の社員食堂で、茨城県産の「小松菜」を使用したメニューなど、東北・関東地方の食材を用いたメニューを「東北・関東応援メニュー」として提供開始した。東京本社の社員は約800人。

また、18日からは1食50円の義捐金付の特別メニューを用意し、集まった金額と同額を会社が拠出し、合算したうえで被災地へ寄付する。取り組みは、当分の間続ける。

今後は特別メニューだけでなく「定食」にも東北・関東地方の食材を取り入れていく方針。

(2)被災地応援マルシェ(物産展)開催
福島県・茨城県を中心とした東北・関東地方の農水産物や加工品の物産展を複数回実施することを計画している。第1回目の展示即売会を4月22日に東京本社で開催する。2回目以降はビル前の広場にテントを張り、近隣企業などと共同で規模を拡大して開催する計画である。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1302747146.pdf