2011年05月16日
住友化学、マラリア予防防虫蚊帳 アフリカへ寄付
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友化学

住友化学は16日、一般財団法人「mudef」(東京都渋谷区、谷川寛人代表)と共同でマラリア予防に効果の高い防虫蚊帳「オリセット ネット」2000張をアフリカ南部のマラウイ共和国で配布すると発表した。

「mudef」が推進するマラリア予防活動「Love is Free Campaign(ラヴ・イズ・フリー・キャンペーン)」の一環として実施るもので、今回で2回目となる。

配布は「オリセット ネット」のライセンス供与先企業である「HEALTH NET LTD」から、mudefが購入する1000張分の「オリセット ネット」に対し、同数分を住友化学が購入する(マッチング)方式で行う。

購入された蚊帳は、現地NGO「Consol Homes Orphan Care」を通じてマラウイの子どもたちに配布される。


■「オリセット ネット」について
「オリセット ネット」は、住友化学が独自技術により開発した長期残効型防虫蚊帳で、WHO(世界保健機関)からも使用を推奨されている。同商品は、有効成分であるペルメトリンを「オリセットRネット」の繊維内に練り込み、徐々に表面に染み出させることで、洗濯をしても効果が5年以上持続します。また、ポリエチレン製のため丈夫で破れにくく、熱帯の地域でも通気性が確保されるよう、蚊帳の穴の形状を工夫しています。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1305517346.pdf