2001年02月23日
アジアのベンゼン輸出価格交渉、長期化の様相
3月の米国長契価格、120ポンド前半に下降
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 ベンゼンのアジア向け輸出価格は、米国で3月長契価格が軟化する一方で、原油など原料価格の高止まりが続いていることもあり、交渉が長期化の様相を呈している。
 ベンゼンのアジアスポット価格は、CFR・トン400ドル前後で推移しているが、米国の3月長契価格はガロン120ポンド前半と、2月の140ポンドから再び軟化している。
 アジアのベンゼンの需給はウエルバランスにあるとされており、一部が米国市場に輸出される構造となっている。こうしたことからアジアでの取引価格は米国長契価格の影響を受けており、ユーザーでは下げ要求を強めている。しかしメーカー側では、米国の春からのガソリン新価格を見極めたいとしており、ベンゼンアジア価格の交渉決着まではまだしばらく時間がかかるものと見られている。