2011年07月06日
プラ処理協、「樹脂加工におけるインベントリーデータ」更新
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:プラスチック処理促進協会

プラスチック処理促進協会は6日、「樹脂加工におけるインベントリーデータ調査報告書」(更新版)を発行し、2000年1月以来11年ぶりにデータを更新したと発表した。これは、樹脂・製品のライフサイクル全体における環境負荷と環境影響する際の計算の基礎となるデータ(LCI=ライフサイクルインベントリデータ)を更新したものである。

今回のデータ更新後の特色は、(1)インフレーションフィルム部門を拡充したほか、ラミネートフィルムと関連加工工程及び包装資材を中心とするシート製品と成形品をそれぞれ追加し製品種類を拡充した(2)汎用的に使用可能なデータを作成した(3)前回データでは所要エネルギー・資源、CO2等を対象としたが、今回はGHG(温室効果ガス)係数を追加した(4)CFP(カーボンフットプリント)制度を意識したデータを追加したなどが特徴。データ精度の向上にも努めた。