| 2011年08月05日 | |
| 「国際科学オリンピック 6競技」メダリストたちが報告 | |
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科学技術振興機構(JST)と日本科学オリンピック推進委員会は5日、日本の高校生が参加した今夏の国際科学オリンピック6競技の成果を総括した記者説明会を開催した。各競技で実力を発揮し金メダルを持ち帰った生徒たちが元気よく成果を報告した。 ◇「国際数学オリンピック」は、101カ国・地域から564人の代表生徒が参加、国別順位で日本は12位だった。日本代表の成績は金、銀、銅メダルが各2で、6人全員がメダルを獲得した。今後の課題は、指導体制の強化(強化訓練の充実)と学年制(欧米は9月始業)の違いによる弱点の克服をあげた。金メダルの吉田健祐・筑波大学付属駒場高校3年生は「リラックスして臨めた。数学好きの他国選手と交流できてよかった」。 ◇「国際物理オリンピック」は、85カ国393人が参加し、日本は5位で、金3、銀2と全員がメダルを獲得した。課題は、実験試験で苦戦した生徒がいたが、日本の中等教育で実験訓練が重要である。金メダルの佐藤遼太郎・秀光中等教育学校6年生は「「金メダルを取れたことよりも、他国代表との交流の成果のほうが大きい」と語った。 ◇「国際化学オリンピック」は70カ国・地域から273人が参加し日本は15位で、金1、銀メダル3個で全員メダルを獲得。課題は、物理化学の強化の必要性や体調管理に万全を期すこと。金メダルの副島智大・立教池袋高校2年生は「他国選手との交流が良い経験になった」と語った。 ◇「国際情報オリンピック」は、78カ国・地域から302人が参加し日本は8位で、金1、銀3と全員がメダルを獲得した。課題は女生徒を含めた参加生徒の拡大で、すそ野を広げること、国際的に活躍できる若い層の強化。金メダルの村井翔悟・開成高校2年生は「他国代表との国際交流の成果が大きかった」。 ◇「国際生物学オリンピック」は58カ国・地域から229人が参加し日本は3位と好成績。金3、銀1と全員がメダル獲得。課題は、オリンピック競技にある実験教科が日本の学校教育に取り入れられていないこと。そのハンディをどう克服するか。金メダルの大塚佑太・千葉県立船橋高校3年生は「他国の生徒との交流がいい経験になったが、英語をもっと勉強するべきと感じた」。 ◇「アジア・太平洋地理オリンピック」は、5カ国・地域から18人が参加し日本から4人が参加したがメダルは獲得できなかった。課題は、国内大会の参加者数の増加、英語力の充実など。参加した水田匡・東京都立西高校2年生は「外国選手と交流し視野が広がった。来年もオリンピックに挑戦したい」と語った。 なお、「国際地学オリンピック」は、約30カ国・地域から約100人が参加して、9月5日から14日にイタリアのモデナで開催される予定である。 |