2011年08月26日
理研、アルツハイマー病関与細胞の高感度・定量検出に成功
【カテゴリー】:ファインケミカル
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理化学研究所脳科学総合研究センターは26日、アルツハイマー病の原因たんぱく質の分解除去に関与している細胞の自食現象(オートファジ―)を高感度かつ定量的に検出する蛍光イメージング技術の開発に成功したと発表した。

同センターでは、すべてのオートファジーの終着器官となるリソゾーム(細胞内で消化作用を行う器官)に着目し、PHによって蛍光特性が変化し、かつリソゾームの中で分解されないサンゴ由来の蛍光たんぱく質「Keima(ケイマ)」を利用して、オートファジーを高感度で定量的に検出することに成功した。

また、Keimaをミトコンドリア内に導入して、傷ついたミトコンドリアを選択的に分解するマイトファジー(選択的にオートファジーで隔離、分解される現象)を観察することにも成功した

この成果は、パーキンソン病の発症メカニズムの解明や、障害ミトコンドリアを効率的には排除する薬剤を探索するスクーリニング技術に使用できると期待される。